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当ギャルリーでは、'85年から'93年まで「IMPACT3」と題し、その時々の有望な若手作家を紹介してきました。今日激動する世界や社会の流れの中、「美術」の分野で創作活動をしている若手作家たちは何を求め作品を作り続けているのでしょうか。新世紀を間近に控えた今、その原点に立ち返って、このシリーズを6年ぶりに復活させ、また新たな作家たちを紹介していきます。
今回紹介する3人は、市川美幸が写真、眞田岳彦は原毛を使った立体とインスタレーション、林田直子は絵画とそれぞれ取り扱う素材と技法とは異なっていますが、共に昨今、その仕事は注目を浴び、今後の活躍がとても期待される作家達です。
今という同時代を生きている彼らの仕事を通して、新世紀に向け新たな展望が発見出来るのではないかと楽しみにしています。