humanité lab vol.19 栗山 斉 展 ∴0=1 -光痕
2007.12.3 (月)- 12. 8 (土) 会期中無休 10:30-18:30
栗山(くりやま)斉(ひとし)は1979年兵庫県生まれ。筑波大学大学院を修了後、現在は東京芸術大学大学院博士課程に在籍しています。
栗山は主に蛍光灯やネオン管などの照明器具を使った光と音のインスタレーションで、展示空間も画廊の他、汚水処理場跡地、倉庫、モデルハウスなど野外の空間も取り入れた大掛かりな作品を発表してきました。
栗山の作品は蛍光灯の人工的な素材の中にも整然とした美しさを感じますが、さらには、電気という私たちの生活に必要不可欠で、かつ不思議な存在を改めて認識させるそんな発見があると思います。
今回の作品は、ヒューズを使った立体とフォトグラムによるインスタレーションで、目に見えない電気をさまざまな工夫を凝らしてその存在を明らかにしてくれます。
また、同時期に別会場にて蛍光灯を用いた作品展示も行われます。併せてご高覧下さい。
会場: magical, ARTROOM 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14
会期:11. 24-12. 22 (4Fで展示) 12. 30-2008. 1. 19(1Fで展示)
*詳細はwebサイトをご覧下さい。http://www.magical-artroom.com/
作家コメント
ヒューズは、自滅するように製造された電子部品です。本来、それは過電流から回路を保護する役割を担っています。
本作品では、ヒューズが切れる瞬間に光が放たれるという性質に着眼し、その光を写真用印画紙に直接露光した。
印画紙に写された像は「消滅」と「生成」の瞬間を示しています。
「消滅」とは「生成」の対極にあるのではなく、「消滅」は「生成」そのものなのではないでしょうか。
タイプCプリント 2007 20.3x25.4cm
展覧会名 | humanité lab vol.19 栗山斉展 ∴0=1 -光痕 |
会期 日時 | 2007.12.3 (月)- 12. 8 (土) 会期中無休 10:30-18:30 |
会場 | ギャルリー東京ユマニテ 〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F ※地下鉄銀座線京橋駅6番出口から徒歩1分 |
問合せ先 | ギャルリー東京ユマニテ tel. 03-3562-1305 fax. 03-3562-1306 (e-mail) humanite@js8.so-net.ne.jp |
1979 | 兵庫県加古川市生まれ |
2003 | 大阪教育大学教養学科文化研究専攻卒業 |
2006 | 筑波大学大学院芸術研究科修了 |
現在 | 東京芸術大学大学院博士後期課程美術研究科在籍 |
2005 | 個展「栗山斉展」(INAXギャラリー2:京橋) |
2006 | グループ展「文化庁メディア芸術祭」(東京都写真美術館:恵比寿) |
グループ展「取手アートプロジェクト2006」(戸頭終末処理場:茨城) | |
2007 | グループ展「Re-Act」(広島市現代美術館:広島)審査員賞(市原研太郎選) |
グループ展「桐生再演13」(山治織物工場:群馬) |