社会の中に記録として残された「歴史としての記憶」と、個人の身体の体験として意識の中に残された「個人の記憶」を通し、大きな死(戦争、災害、病疫など)と小さな死(個人の死)を対比しながら、「自己も含めた人類において死の意味とは何か」をテーマとし、作品表現を続けています。
今回の展示では前回(2021年10月)に続き、自作の木箱(巣箱)やキャビネットの中に様々な事物(マテリアル)を組み込んだコラージュによって、これまでの平面的な表現形式からの新たな展開を試みます。
| 1951 |
鳥取県生まれ |
| 1974 |
日本版画協会会員(2012年退会) |
| 1975 |
創形美術学校版画研究科卒業 |
| 2009 |
日本美術家連盟会員 |
| [個展] |
| 1974 |
地図シリーズ シロタ画廊、東京 |
| 1976 |
レントゲンシリーズ シロタ画廊、東京 |
| 1977 |
色盲検査表シリーズ シロタ画廊、東京 |
| 1983 |
色彩による試みシリーズ コバヤシ画廊、東京 |
| 1990 |
オブジェクトブロックプリントシリーズ 佐賀町プリュスギャラリー、東京 |
| 1994 |
植物標本シリーズ グリーンコレクション・マルティプル、東京 |
| 2015 |
本|記憶シリーズ SNOW SHOVELING BOOKS GALLERY、東京 |
| 2021 |
Box and Cabinet Gallery re:tail、東京 |
| [グループ展] |
| 1975 |
「日本現代版画展」 Print Council Of Australia Gallery、オーストラリア・メルボルン |
| 1986 |
「第3回版画ミニヨン展」 別館日動画廊、東京 |
| 1987 |
「日本版画協会新鋭作家展」 KATO画廊、東京
「アーティストの森 PART 2. THE LANDSCAPE」 HEARTLAND GALLERY、東京 |
| 2004 |
「写/版展」 ギャラリー惺、東京 |
| 2007 |
「第2回多摩版画協会展」 パルテノン多摩市民ギャラリー、東京 |
| 2010 |
「山本鼎版画大賞展受賞作品展」 山本鼎記念館、長野
「版による表現~信州ゆかりの作家たち展」 伊那文化会館、長野 |
| 2013 |
「プラザギャラリー『視蝕手考画説』展」 TOKYO ART MUSEUM、東京 |
| 2021 |
「山本鼎版画大賞展 歴代受賞作品展」 上田市立美術館、長野 |
| [公募展] |
| 1973 |
「日本版画協会展」 東京都美術館、東京(~2011) |
| 1993 |
「軽井沢ドローイングビエンナーレ」 脇田美術館、長野 |
| 1973 |
「JACA '94 日本ビジュアルアート展」 東京、オーストラリア |
| 1994 |
「多摩大賞TAMAうるおい美術展」 パルテノン多摩市民ギャラリー、東京 ('96) |
| 1999 |
「山本鼎版画大賞展トリエンナーレ」 上田創造館文化ホール、長野 ('02, '05, '08, '11) |
| 2003 |
「TAMA・デ・アート2003展」 パルテノン多摩市民ギャラリー、東京 |
| 2014 |
「市民公募夢美エンナーレ展」 八王子市夢美術館、東京 ('17, '19, '22, '24) |
| [受賞] |
| 1974 |
「第42回日本版画協会展」 優作賞 |
| 2008 |
「第4回山本鼎版画大賞展トリエンナーレ」 準大賞 |