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[ B1F ]  展覧会 :: EXHIBITIONS

humanité bis
上田高弘展 UEDA Takahiro
2021.10.11(月)‐10.16(土)
会期中無休 10:30-18:30(最終日17:00)

〈作家コメント〉

2015年(54歳)、29年ぶりに絵筆を握ったとき、想った色を画面に定着させられず、「あ、リハビリが要るな」と直感した。

それから二度、当画廊で作品を晒したものの同じ不満は拭えず、最後はそのコントロール能力の不足に"COM-PROVISATION"の文字列(「構成」と「即興」の合成語)を充てて開き直ったものだが、その不遜がこのたび――個展としては37年ぶりとなる――も踏襲される。

「耳順」の歳を迎えたのに周囲の「やめたら?」の忠告にも耳傾けず愚直に描いた作品を、ご笑覧いただきたい。

 

 

上田 高弘 UEDA Takahiro

1961年、大阪府大阪市生まれ

[学歴および職歴]
東京造形大学美術学部Ⅰ類(絵画)中退
東京藝術大学美術学部芸術学科(西洋美術史)卒業
東京藝術大学大学院美術研究科博士課程(芸術学)満期退学
美術史について佐々木英也に師事し、美術批評について藤枝晃雄に私淑
代々木ゼミナール講師、東北芸術工科大学助教授を経て、
現在、立命館大学文学部国際文化学域(文化芸術専攻)教授

[美術作品の制作、批評、研究に関連する主要経歴]

1982 「ONE DAY EXHIBIION」 東京藝術大学絵画演習室、東京
1983 「4人展」 東京藝術大学大学会館展示室、東京
個展 村松画廊、東京
1984 個展 真和画廊、東京
1986 制作を中断(~2014)
1988 批評活動を開始
2006 評論集『モダニストの物言い ─現代美術をめぐる確信と抵抗 一九九〇-二〇〇五』(美学出版)
2007 研究休暇を利用して渡米し、ロチェスター大学(NY州、USA)訪問研究者
2015 制作を再開
「日米美術交流展『絵画 ─継続する実践』」 金沢市民芸術村、石川
2016 研究休暇を利用して石川県金沢市に滞在し、「金沢湯涌創作の森」と「金沢市民芸術村」で版画制作や芸術活動支援
2018 「上田高弘/右澤康之展」 ギャルリー東京ユマニテbis、東京
2019 「上田高弘/右澤康之展」 ギャルリー東京ユマニテbis、東京
上田高弘編『酒匂譲の絵画』(美学出版)


[美術以外(音楽や文学)にかかわる近年の研究関心]
モーツァルト論
吉田健一論

上田高弘 UEDA Takahiro
旧作展示風景(2019年9月、右澤康之氏との二人展における)

旧作展示風景
(2019年9月、右澤康之氏との二人展における)

 

上田高弘 UEDA Takahiro
制作途上の出品予定作品群(2021年9月14日、自宅にて撮影)

制作途上の出品予定作品群
(2021年9月14日、自宅にて撮影)

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